Farming & Gardening | Insects and Plant diseases
黒葉枯病(くろはがれびょう kurohagare byou)
black leaf blight
説明:ニンジンに多発する病害。茎や葉に黒褐色の病斑ができる。夏の高温乾燥期に発病しやすい。
黒腐病(くろぐされびょう kurogusare byou)
black rot
説明:細菌病。アブラナ科野菜で被害が特に大きい。葉縁の水孔や傷口から侵入し、V字型の病徴あり。早期防除が必要。
苦土欠乏症(くどけつぼうしょう kudoketsu boushou)
soil deficiency
説明:苦土(マグネシウム magnesium)の不足やカリウム(加里 potassium)の施用量が多くて吸収が抑制された時に発生する。症状は葉脈間が黄化、下位葉から上位葉に及ぶ。
菌核病(kinkaku byou)
sclerotium disease / stem rot
説明:多くの野菜、草花に発生する病気。茎の地ぎわや葉柄などを侵して腐らせる。白い菌糸があらわれ、さらに黒色の菌核(きんかく)をつくる。菌核はネズミの糞に似ている。低温、多湿の時に発生しがち。
キスジノミハムシ
striped flea beetle
説明:大きさは約6mm。ごく小さい咀しゃく口をもった害虫。小さな丸い穴を葉にあける(アブラナ科の害虫)葉や根を食害し、それを起因に病害を伝搬する。幼虫のときの被害が甚大。
乾腐病(かんぷびょう kanpu byou)
dry rot
説明:サツマイモ、サトイモ、タマネギ等の重要病害。根は褐変腐敗し、茎盤部(根のつけ根)が乾腐状態となる。病原菌はフザリウム菌で土壌伝染する。防除として苗床はあらかじめ土壌消毒(どじょうしょうどく)し、連作を回避または耐病性品種を利用する。
過繁茂 (kahanmo)
overgrowth
説明:茎葉が茂りすぎて着果や果実の肥大または結球などを阻げ、さらに風通しが悪くなり病虫害の被害が増大する。窒素肥料や土壌水分の過剰で発生しやすい。
褐色根腐病(kasshoku negusare byou)、コルキールート
brown root rot / corky root
説明:トマトの根を侵す病気。被害をうけた根は褐変しコルク化する。薬剤による防除は困難であり、耐病性の台木を利用する。